僕は結婚式のビデオカメラマン。何百組もの結婚式を撮影してきたんだ。 そこで今までに結婚式であった笑えた話をちょっと聞いてちょうだい。 |
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<新郎、披露宴会場の天井を破壊!> 町の小さな旅館で結婚式が行われた。 ご両人は幸せ街道まっしぐら。痩せ型の新郎とぽっちゃりした 新婦さん。 最後の新郎挨拶直後にそれは起こった。その痩せた新郎をあろうことかマッチョの友達 7〜8人がいきなり高さ3mしかない天井めがけ胴上げ。 新郎の手足は天井を突き破り、タキシードの 袖や裾は破れている。もちろん貸衣裳だ。新郎は真っ青になりながらうろたえる。友達も一気に酔い が冷めうろたえる。 でも、友達はバカだ。また新郎を今度は天井の高い玄関で胴上げしだした。 今度は勢い余って新婦に直撃! なんて迷惑な友達だ。みなさん、そんな友達は決して呼ばないように。 |
<新婦の父親と新郎の父親> この結婚式もかなり笑えた。結婚式にはよくある「両家を代表して新郎の父がお礼の挨拶をします」だ。 披露宴も終盤がに近づきいよいよ「新郎の父の挨拶」の場面になった。新郎の父はとても緊張している。 隣では新郎の母が心配している。 その時が来た。 新郎の父がマイクの前に立ち内ポケットを探り出す。 「カンペが無い!」そう思った新郎の父はすべてのポケットを必死に探ってもカンペは見つからない。 その時、隣りにいた新婦の父親が「そこ!」と新郎の父の「股間」を指差した。どうやら新婦の父も緊張して たらしい。 そんなとこにカンペがあるはずないのに、白い紙みたいな物が。みなさんもお気づきでしょう。 ぞくに言う「社会の窓」からYシャツが出てたのである。会場は大爆笑の渦である。新郎の父もあせりながら ファスナーを上げる。その後両方の父も気まずい苦笑い。その後の両家の仲はどうなったのだろうか...。 |
<失礼な媒酌人> その結婚式で媒酌人は「媒酌人挨拶」でとんでもない間違いを犯してしまった。「媒酌人挨拶」では恒例 の「新郎・新婦の紹介」での出来事である。その媒酌人は結構地位も高くあちこちで御媒酌の労をとって いるようだ。実はその前の日も媒酌人として結婚式に出てたらしい。 本題に戻ることにしよう。 あろうことか、その媒酌人「新郎・新婦の紹介」を前日のカンペをそのまま読んでいるのだ。会場がざわめく。 名前が違う、生年月日も違う、経歴、履歴、父親の名前まで違うのだ。なんて失礼な媒酌人なんだ。 司会者も気づくのが少し遅かったが、すぐさま「祝辞席」まで走って行き、違っている事を本人に教える。 媒酌人もやっとその事に気づきあわててお詫びを言うが、この日の「新郎・新婦の紹介」のカンペは無い。 その時言った言葉、「新郎・新婦の紹介は友人スピーチで詳しく説明があると思います」。 さすが場慣れ しているだけあって対処がうまい。ただ、昨日も読んでいるのに分からなかったのだろうか...。 |
<乾杯大騒動> 気合が入っている。そういった人が「乾杯の音頭」を取ったら大変なことになる。 その結婚式では「乾杯の音頭」の氏名を受けたおじさんが変に気合が入ってた。マイクが壊れるほど握り 締め、スピーカーが壊れるほど声を張り上げ、何かの演説をしているかのような挨拶をしたのだ。 たまにいるんだよね、こんな人。 こうゆう人ほど危ないもんだ。演説調の挨拶も済みいよいよ乾杯の発声だ。 「かんぱ〜い!」。妙に力が入った発声だ。 と、その瞬間勢い余って前に座ってるお偉い方さん数人に、 ビールをかけてしまったのだ。 教訓:妙に力が入った人には「乾杯の発声」をさせちゃだめ。 |
<突然消えた万歳三唱> 「万歳三唱」の指名を受けたおじさんはかなり酔っていた。 よほど気分良く酒を飲めたんだろう。 披露宴の最後の締めの万歳三唱だ。 その指名を受けたおじさんがふらつきながら舞台に上がる。 「○○家・○○家...かんぱ〜い!かんぱ〜い!...ガタン!」。 突然おじさんが舞台から物凄い 音とともに消えた。 舞台の後ろの溝に落ちたのだ。しかも万歳なのに乾杯といいながら。しかも2回だけ。 あろうことかそのおじさんそのまま気を失っていたのだ。はじめ笑っていた観客も静かになり、司会者と 新郎が溝から引っ張り上げた。 そして気まずい雰囲気のまま結婚披露宴は幕を閉じた。 そのおじさんはそのまま救急車で運ばれて行った。 |
<なぜ泣く?新婦友人スピーチ> 皆さんもよく見かけるでしょう。 なぜか新婦の友人スピーチのときすぐ泣くやつ。 自分は「友達思いの やさしい女」だと思われたいのか? それで話すことができないので時間が長くなる。 お客は結構イライラ している。それでもって席に帰るとけらけら笑ってる。 なんなんだおまえは!! そう思ってるのは僕だけ? 今から結婚する人に一言言いたい。 すぐ泣くやつに友人スピーチはさせないでくれ! |
<花嫁の父号泣> かわいい娘を嫁にやる辛さはわかるが、度を越したら恐いもんだ。 花束贈呈での出来事。 花束贈呈が終わった後、娘が泣きながら父に抱き着いて行った。父もしっかり抱きしめる。 そこまでは感動の場面だ。 ところが娘は離れようとしているが、父親がなかなか離さない。次は新郎の あいさつが待っている。司会者が二人をうまく離そうと試みるがそれでも離さない。新郎も困っている。 母親が中に入ってなんとか父に娘を離させた。娘も「こんなはずじゃ...」なんて思っていただろう。 するとその瞬間、父がまるで子供がオモチャを取り上げられた時のように号泣しだした。 その時の新郎は「嫁に貰ってよかったのかな」って顔をしていた。 花嫁の父へ、「カッコ悪いよ」。 |
<島原の披露宴はオゲレツ> なぜか島原の結婚披露宴は裸になりたがる男が多い。 なにが彼らをそうさせてるんだろう。 特に田舎の方の人たちに多い。 すっぽんぽんは当たり前。 別にどこも隠す気はないらしい。 バカなのか。 老若問わず脱ぎたがる。 自信があるのか? 慰安旅行の宴会と間違えてないのか。 でも島原ではそれが 当たり前。 さいきん少しこの傾向が減ってきたけど10組に1組はそういうことがある。 見たい人は、一度島原の結婚披露宴を覗いて見てください。 |
<恥ずかしい友人> 新郎の友人の余興で何を思ったかビールがけが始まった。みんな今にも取れそうなふんどしで・・・。 事件はその時起こった。 ビールでツルツル滑りやすくなったステージでふんどしの外し合いが始まった。 勢いあまった友人の一人がふんどしが外れると同時にドテン! なんと、お客様に向けて御開帳してしまったのだ。(爆) しかもそのまま気を失ってる。(爆) 打ち所が悪かったのかなかなか起き上がれない。 大はしゃぎの舞台がそのまま緊急隊に。。 そのまま他の友人たちに抱えられ、救急車で病院に運ばれていきました。(爆) |
<ミイラ取りがミイラ取りに> 最後の花束贈呈が終わった時、新婦の父が長年の夢であった、「娘よ」を歌いたいとの事。 もちろんおじさん達には最高の舞台である。 伴奏が流れ、新婦の父がなにや過去を振り返ってそうだった。 なんとか一番を歌い終え、最初のセリフに入った。 感情が一気に爆発したのでしょう、泣いてしまったのである。 泣きじゃくって歌えない新婦の父に加勢しようと、一人の叔父らしき男が舞台に上がってマイクを預かり代わりに 歌いだしたのである。 が!! なぜかすぐにその叔父が貰い泣きしてしまい歌が歌えなくなった。 するとまた他の叔父らしき人が舞台へ登場。代わりに歌おうとしてたら、その人もまた貰い泣き。。。 その後、見るに見かねた新婦の父の兄弟・従兄弟総勢10人近くが舞台に上がってきて、大合唱。 が!!!またもやその親戚一党みんな貰い泣きして誰も歌えない。(爆) つまり、3番を歌う頃には新婦の父をはじめ、10数人のオヤジ達が舞台の上でワンワン泣きじゃくっていたのだ。(爆) そりゃ、会場は大爆笑だわさ。m(T∇T)ノ彡☆バンバンバン! |